働き方改革のコンサルティング企業「ワーク・ライフバランス」社長で、内閣府「子ども・子育て会議委員」を務める小室淑恵氏が14日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。13日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで急落して一時1ドル=147円66銭と、バブル景気終盤の円安局面だった1990年8月以来、約32年ぶりの円安ドル高水準を付けたことに言及した。

 朝方発表された9月の米消費者物価指数の上昇率が市場予想を上回ったことを手がかりに米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売りドル買いが広がった。

 シンガポールと日本を行き来している小室氏は、円安を感じる場面について「今、円安がつらくてつらくて。実感してます」と言い、「驚いたのはシンガポールで牛角食べ放題、いくらだと思います?なんと8000円。これで和牛が入っていないんです。和牛入ったら1万円」と話した。そのうえで「カズレーザーさんもおっしゃってましたけど、(日本の価格と)倍以上違うので、円安だからとかじゃない、日本が非常に安すぎるという国に世界的にはなってるんですよね」と指摘し、「でもサイゼリヤさんなんかは、円安の影響で世界でもうけた分で、日本は値上げしないという形で還元してくれているので、グローバル展開した分を日本に還元してくれるっていう戦略はすごくいいなと思います」と紹介していた。

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