静岡市にプロ野球の2軍球団を新設する構想が浮上していることについて、川勝平太静岡県知事が「大歓迎」と支援に前向きな姿勢を示しました。

11月29日に行われた定例会見の中で、プロ野球ファームリーグ(2軍、3軍)の拡大構想について問われた川勝平太知事は「2軍を増やすことを心から歓迎している。大歓迎。できる限りの支援をしたい」と前向きな姿勢を鮮明にしました。

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新規参入を目指す球団の本拠地有力候補ととされる清水庵原球場

先週、NPB日本野球機構のオーナー会議で示されたのは、プロ野球の2軍リーグに新たに2つの球団を加える構想です。新球団として参入を目指すのは、都内で金融事業を手がける「ハヤテインベストメント」で、清水庵原球場が本拠地の有力候補となっています。

川勝知事は「野球王国にもなりうる静岡県にも本物の野球を身近で観られるのが大事。この動きについて大変期待してみている」と笑顔をみせました。

新たな2軍球団は「いまある球団の本拠地がない地域」が前提とされていて、静岡市の2軍新球団実現に川勝知事の期待も膨らみます。

田辺市長も「山が動き出した」
このプロ野球ファームリーグ拡大構想をめぐっては、静岡市の田辺信宏市長も「山が動き出した。プロ野球界が裾野の拡大に動き出したことを地方創生の観点からも歓迎したい」と前向きな姿勢を示しています。

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