ロシアのショイグ国防相は、ロシア軍の兵士の数を150万人に増やすことをプーチン大統領が決定したと明らかにしました。

ロシア国防省は17日、ショイグ国防相がウクライナ侵攻に参加する部隊の司令部を視察したと発表しました。

ショイグ氏はその後、侵攻を指揮する総司令官に就いたゲラシモフ参謀総長らと会議を行い、2026年までに兵士の数を現在の115万人から150万人に増やすことをプーチン大統領が決定したと明らかにしました。

また、首都モスクワと第2の都市サンクトペテルブルクをそれぞれ拠点とする新たな軍の管理区域を設けるほか、ロシアが一方的に併合したウクライナの4つの州に新しい部隊を創設するとしています。

ロシア プーチン大統領
「ロシア経済の落ち込みはマイナス10%や15%、20%とさえ言われたが、マイナス2.5%にとどまると予想される」

一方、プーチン氏は経済に関する会議に出席し、2022年のGDP=国内総生産はマイナス2.5%に収まる見通しだと述べました。

欧米からの経済制裁で天然ガスの価格が上昇し、利益が拡大したなどとしていて、制裁は逆効果だったと強調しています。 

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/280446