日本では昨年7月、中華料理チェーン「大阪王将」の仙台フランチャイズ店の不衛生ぶりを元従業員が暴露した事態が話題となり、ネット上で同店に対して大きなバッシングが起きた。

自身が働く店の悪行を暴露するという行為は勇気のいる行動だ。そんななか、お隣・韓国でもある従業員が行った盛大な暴露が大きな話題になっている。

国民大バッシング「腐った食材を提供しているうちは…」
問題となっているのは、京畿道(キョンギド)利川(イチョン)市を拠点とするとあるニンニクメーカー。

そこで勤務していたA氏が、直近1年間で「黒く腐ったニンニクを粉砕して商品にしている」と暴露したのだ。

利川市側は情報提供を受けてすぐに緊急点検を行ったが、問題の腐った食材は見当たらなかった。ところが、実際には2021年8月14日から11月19日まで自己品質検査を行った履歴がなかった事実が発覚。このため、現在は2次点検が行なわれている状況だ。

現状ではいわば「グレー判定」で、メーカー名なども明らかにされていない。だが、韓国国内では問題のメーカーを見つけようとする“ネット探偵”が多く出没する事態となっている。

こうした状況に、韓国ネット民の間では「疑惑があるなら怖いから会社名を明らかにして欲しい」「メーカーが知りたい。冷蔵庫にあったら処分しなくては」「腐った食材を提供しているうちは、中国を馬鹿にできない」など大バッシングが起きている。

韓国では昨年、大手キムチメーカーが腐った白菜を使っていたことが発覚し大炎上した。それから1年が経つが、同様の疑惑が起きてしまったことが非常に残念だ。

(文=サーチコリアニュース編集部)

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