浦添署は14日、診察中に女性患者の胸を触ったとして沖縄県浦添市内の病院長で医師の男(78)=別の準強制わいせつ罪で起訴済み=を、準強制わいせつの疑いで再逮捕した。署の調べに「その患者は覚えていない。診察中に患者の胸を触ったことはない」と容疑を否認しているという。

 再逮捕容疑は2021年2月15日午後4時40分ごろ、同院の診察室内で患者の服の上から胸を触った疑い。カーテンを閉め切り、診療行為を装って触った疑いが持たれている。

 県警によると被害者は同院に複数回来院し、そのたびに胸を触られたと話しているという。わいせつ目的で触られているのではないかと不審に思い、署に相談して発覚した。

 捜査関係者によると同様に胸を触られたと被害を訴える患者が複数おり、署が詳しく調べている。

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