製薬会社の龍角散は、15日までに同社公式サイトを通じ、「龍角散ののどすっきり飴シリーズ」が品薄になっていることを報告・謝罪し、「通常の出荷を再開できるよう精一杯の努力を続けてまいります」とするコメントを発表した。

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『龍角散ののどすっきり飴シリーズ』(写真はイメージ) (C)ORICON NewS inc.

 『龍角散ののどすっきり飴』などをめぐっては、中国の一部SNSなどで新型コロナへの効果などのうわさが拡散され、買い占めが起こっていると報じられている。

 こうしたことを踏まえ、龍角散は10日付で「『龍角散ののどすっきり飴シリーズ』品薄のお詫びとお知らせ」を掲載。「コロナ治癒後にも喉の症状が長引くことや中国のゼロコロナ政策の転換による日本での買い占め現象などから、龍角散ののどすっきり飴・タブレット各種への通年では考えられないほどの急激な需要拡大に伴い、生産可能数を超え、全国的に品薄状態が続いています」と説明した。

 その上で「お客様ならびにお取引先様には多大なるご迷惑をお掛けいたしますこと、心より深くお詫び申し上げます」とし、「通常の出荷を再開できるよう精一杯の努力を続けてまいりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」と伝えた。

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