韓国大統領が「左派一掃」へ…!
現在、韓国の尹錫悦大統領はこれまでにない韓国内での「左派一掃作戦」を遂行中だ。

ここのところ韓国でニュースを見ていると日々、左派たちが行なってきた不正の摘発のニュースが目白押しになっている。

最近でも『2019年亡命漁民強制送還事件、文在寅政権幹部4人起訴』『71億ウォン背任タイイースタージェット代表を逮捕…文前大統領の元娘婿採用にも関与か』などと、日々、文在寅政権下で起きていた“不正”をめぐるニュースにキリがないのだ。

私のTwitterでは、「先日ラムザイヤー教授の慰安婦問題に対する考察論文が『真実である』と認められたという報道を見ました、韓国では報道されていますか?されているなら反応はどうですか?」などと質問をもらったが、いまの韓国はそれどころでないというのが正直な感想だ。

韓国が「新しい時代」へ
以前であれば、この類の問題も大きくニュースに取り上げられて、国民も関心を持っただろう。

しかし、もう「弱者の盾」の欺瞞について認識した多くの韓国民の興味の中心は、いかに「左派勢力を一掃していくか」に向かっているのだ。

もちろん、一部の抵抗的報道をするメディアもあるが、政権が変われば国民の意識もガラリと変わるのが韓国の現実だ。

韓国では3月1日に、毎年、独立運動を記念するセレモニーが大々的に行われる。

今まで歴代大統領はこの独立運動の記念日で韓国が歩んだ偉大さとともに、いわゆる「反日演説」をしてきたが、今回、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は演説で「日本と協力し、世界の自由と繁栄に貢献しなければならない」「日本は過去の軍国主義侵略者から我々と普遍的価値を共有し安全保障と経済、地球規模の課題で協力するパートナーになりました」と国民に訴えた。

今までのように反日国民感情を焚き付ける演説と大きく違って、「韓国は新しい時代へ向かおう」というメッセージになっている意味は大きい。韓国での尹大統領の演説は多くの国民に「もう我慢しなくていい」という明確な意識を与えた形だ。

韓国大統領の言動からみる「不安」
一方で、過去の韓国大統領の言動を見ていると不安材料もある。

先の大統領李明博は、最後には国民の支持率を得ようと竹島に大統領として初めて上陸した。

朴槿恵大統領は親日のふりをして、就任後、「慰安婦合意」まで日本を無視し続けた。

文在寅は元徴用工問題に対して日本からの再三の提案を無視し、韓国最高裁の結審まで持ち込み、元弁護士であるにもかかわらず65年基本条約を無視して堂々とその「結審を支持する」と発した。

挙句に朴槿恵政権下での「慰安婦合意」を反故にする様、国民(市民団体)を結果的に誘導し、最後は海外へのアピールなのか「慰安婦合意」は「両国で交わされた正式なものだ」と認めるそぶりを見せたが、反日、不買に慣れきった国民の耳には届いていなかった。

韓国の大統領はいくら「日本が重要」と言いながらも、こういった「手のひら返し」を平気で行うことは歴史が証明している通りである。また、いままでの韓国国民もそれが韓国の流れと言わんばかりに、扇動された反日祭りに乗っかってきた。