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日本記者クラブで会見を行った栗山監督

 第5回WBCで14年ぶりに世界一に輝いた栗山英樹監督(61)に台湾から仰天オファーだ。

 27日、都内の日本記者クラブで会見に臨んだ指揮官。WBCの裏話を披露した指揮官に台湾のメディアから「将来、台湾で野球の伝道師になっていただけませんか?」
と〝公開オファー〟が届いた。

 栗山監督は「はははっ。僕がですか?」と笑顔を見せると、「台湾は王柏融(ワンボーロン)選手をファイターズで獲得する時、行きましたけど、本当にあの時は大谷翔平選手がアメリカに行くくらいの感覚で(台湾の)みなさんがボーロンに期待していて。熱さというのもすごく感じました」と現地の野球熱を実際に体感したという。

 さらに「翔平も言っていましたけどアジアの国民のもっている文化の良さがある中で僕は野球というスポーツが合っていると思っている。僕もできる限りのことはしていきますし、もう台湾がとか、韓国がという時代ではないので。アジアの野球が本当に発展していくように僕も頑張っていきます」とオファーについては受け流したものの、アジア野球発展への意欲を見せた。

 また今後の去就についての質問には「そういうふうに言ってもらえるのはありがたいですけど実績もないし、選手としても大したことない。自分がとどまってはいけない」と代表監督以外の進路を示唆。「自分の夢に向かってはしっかりやっていかないといけないですけど。もともと教員になりたくて大学行ったので子供たちのためにというのはある。僕にやってくれというのがなければやれないので」と教育者としての未来を描いていた。

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