使用済みペットボトル 再利用のための分別回収実験 さいたま

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20230415/1100016436.html
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使用済みのペットボトルなどをふたたび製品として利用するための実証実験が、さいたま市の埼玉スタジアムで始まり、
Jリーグの観戦に訪れたサポーターなどがペットボトルのラベルをはがすなどして、分別回収に応じていました。

15日からはじまった実証実験ではペットボトルをボトルとキャップ、ラベルの
3つに分別して回収する箱が、さいたま市緑区の埼玉スタジアムに設置されました。
使用済みのペットボトルなどを原料に戻し、再びペットボトルなどにして利用するためには廃棄する際、
ふたを外したりラベルをはがしたりと分別した回収を進める必要があります。
埼玉県は、資源の効率的な循環をはかるため浦和レッズの運営会社や飲料メーカーなどと共同でこの実証実験を行うことにしました。
15日は回収箱の前で浦和レッズの職員が協力を呼びかけたほか会場のスクリーンの動画には選手たちが必要性を訴えていました。
観戦に来た親子は、「細かくペットボトルを分別でき、SDGsなどに興味を持つきっかけになったので、良かったです」と話していました。
実証実験はことし11月まで続けられる予定です。

埼玉県資源循環推進課の尾崎範子課長は「資源を循環させることを考えて実際に行動に移すことが重要なので、
来場する多くの人にペットボトルの分別に取り組んで欲しい」と話していました。

04/15 16:09