東広島市 災害物資の流通備蓄で食品メーカーと協定

https://www3.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/20230428/4000022110.html
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東広島市は、災害時の非常食の備蓄について、物資を市場で流通させながら管理する
「ランニングストック方式」をすすめていくことになり、27日、食品製造メーカーと協定を結びました。

27日、東広島市で行われた協定の締結式には、東広島市の高垣広徳市長と、
市内で炊き込みご飯などの非常食を製造している永岡商事の永岡政明社長が出席しました。
「ランニングストック方式」は購入した非常食をふだんはメーカーなどの倉庫で在庫として流通させながら保管する方法で、
これにより市では賞味期限ごとの買い換えが不要になり、食品ロスも減らすことができるということです。

市によりますと、ことし7月に、この方法で4000食の非常食を購入する予定だということです。
締結式で高垣市長は、「災害時の非常食の備蓄では賞味期限や保管場所が課題となっていた。
この協定は市民の安全安心の確保につながると強く感じている」とあいさつしました。

永岡社長は、「東広島市の備蓄として常に新しい非常食が会社の倉庫に保管されるので素晴らしいアイデアだと思う。
災害が起きた時は迅速に市民に届けることができるよう心掛けたい」と話していました。

04/28 08:12