ニューヨークタイムズで紹介された岩手県盛岡市には、この大型連休中、外国人観光客が多く訪れています。
5月2日、市内の店では開店前からすでに長い行列ができていました。

創業116年のわんこそばの老舗・東家では、ニューヨークタイムズで紹介されたこともあって、2日もオーストラリアから来た観光客が初めてのわんこそばに挑戦していました。

オーストラリアから来た観光客
「もう食べられない。(わんこそばを体験して)すごく良かった。すごくおいしい。冒険みたいだった」

記事に紹介されてからの3月・4月の売り上げは、それぞれコロナ禍前の倍近くになっているということです。

東家 馬場暁彦社長
「もちろん中国・台湾からも多くいらっしゃってるし、何よりアメリカからの方がすごく増えているのが分かる」

一方、宿泊施設でも外国人利用客が増えていて、駅前のホテルメトロポリタン盛岡でも4月は宿泊客の3割は外国人だったということです。

ホテルメトロポリタン盛岡 齊藤敬次宿泊支配人
「2018年のころまで数字としては戻ってきている状況。こういう形で旅行に対するムードが戻ってきているのはうれしい」

https://www.fnn.jp/articles/MIT/523142