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 透き通るように白いツツジ科の多年草「ギンリョウソウ(銀竜草)」が、兵庫県芦屋市北部にある奥池のそばで咲いている。名前の通り銀の竜を思わせる幻想的な姿で、薄暗い林にひっそりとたたずむ。

 光合成に必要な葉緑素を持たない代わりに地中の菌類から栄養分を吸い上げる「菌従属栄養植物」の一種。下向きの花と退化してうろこ状になった葉の様子から名が付いた。

 奥池の周りの林に群生し、例年5月ごろに花が見られる。花弁に包まれた雌しべは青く、その名残で目玉のように見える果実が、これから夏にかけて膨らむ。(吉田敦史)

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