28日深夜、北海道函館市の住宅で、同居中の80代の父親の頭を文鎮で殴るなどし、けがをさせたとして、51歳の男が逮捕されました。

　傷害の疑いで逮捕されたのは、函館市西旭岡町に住む51歳の無職の男です。
　この男は28日午後11時半すぎ、自宅で、同居中の80代の父親の頭を文鎮で殴るなどし、切り傷などを負わせた疑いがもたれています。
　警察によりますと、原因は捜査中とされていますが、暴れ出した男は父親ともみ合いになり、犯行に及んだとみられています。
　家族から連絡を受けた別居の妹が「実家で兄が暴れていて、手がつけられない」と通報、駆け付けた警察官がその場で男を逮捕しました。
　51歳の無職の男は、ふだん、両親、弟と暮らしていて、取り調べに対しては「父を叩いたことは間違いない」などと話し、容疑を認めているということです。
　この男をめぐる暴力行為などの相談、取り扱い歴はありませんが、警察は、男のふだんの様子を含め、引き続き原因などを調べています。

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