2023年7月3日、韓国・KBSは「台湾TSMCや米マイクロンなどのグローバル半導体メーカーが相次いで日本への投資を発表し、日本の地域経済が再び活気を取り戻している」とし、「半導体競争がさらに激化する可能性があり、韓国としてはこうした変化を注視する必要がある」と警告した。

記事は「熊本県ではTSMCの工場の建設が約1年前から進行中で、新工場周辺の地価は2倍に高騰し、不動産業者は興奮を隠しきれずにいる」と伝えている。ある不動産業者は取材に対し「胸が高まっている。わくわくして楽しすぎる。バブルのようになっている」と笑顔で話したという。近隣の飲食店にも客が押し寄せ予約なしでは入れないほどの盛況ぶりで、TSMCの工場誘致による経済効果は約4兆円に達するとみられている。

マイクロンもこのほど、日本を次世代DRAM生産基地にすると発表した。日本内の大学と協力して半導体研究も強化する計画で、学生らの期待も高まっているという。

激化する米中半導体戦争を受け、韓国半導体ディスプレイ技術学会長は「韓国半導体業界にとって危機にもチャンスにもなり得る。ここでためらってしまえばチャンスは別の誰かのところへ行ってしまう」と警告したという。

これに韓国のネットユーザーからは「韓国は何をしているのか」「反対に韓国半導体は衰退中」「どうしても韓国と比べてしまう」「米国は韓国の半導体の道をふさぎ、日本を助けている。尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は米国と日本の経済を立て直すために大統領になったのだろうか」「日本は半導体がなくてもちゃんと生きていけるのに。韓国は半導体がなければ国家破産だ」「熊本は地震が多いところなのになぜ…」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本)

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