中古車販売大手「ビッグモーター」が、故意に車に傷をつけるなどして大手損害保険3社に対し、自動車保険の保険金を不正に水増し請求していたことがわかった。

「ビッグモーター」が車の修理費用について、自動車保険の保険金を不正請求していたとして、大手損害保険3社が払いすぎた保険金の返還を求めている。

ビッグモーターは、外部の弁護士による調査委員会がまとめた報告書を示したが、一部が開示されていなかったため、損保側が追加の報告を求めていた。

関係者によると、追加報告のなかで、ドライバーで車体に傷をつけたり、ゴルフボールを靴下に入れて振り回して車をたたくなど、悪質な行為があったと指摘されているという。
「ビッグモーター」は5日にホームページで、「真摯に対応してまいります」とコメントしている。

https://www.fnn.jp/articles/FNN/557015