次の衆議院選挙について、市民団体が立憲民主党などに野党間での協力を申し入れました。

市民団体の「市民連合やまなし」は19日、立憲民主党山梨県連の事務所を訪れ、次の衆議院選挙で自民党に対抗するため野党候補の一本化の実現を要望しました。

立憲民主党は、24日に開く県連の常任幹事会で対応を協議するとしています。

立憲民主党県連 小沢雅仁代表:
総選挙に向けてどのように戦うか、しっかり仲間と議論をして、その方向性を決めて参りたい。

市民連合やまなし 倉嶋清次共同代表:
市民と野党が一つになって国政選挙を戦うことをやってきたので、今回もそのような体制を早く作っていただきたい。

市民連合やまなしは立憲民主党のほか、社民党と共産党に同じ申し入れを行います。

去年の参院選山梨選挙区では、市民連合やまなしを間にはさむ「ブリッジ連携」で立憲民主党と共産党が協力しました。

その後、選挙協力をめぐって党本部間で意見のすれ違いなどがあり、次の衆院選で野党共闘が実現するには超えるべきハードルも残されています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/uty/612210