森まさこ首相補佐官(女性活躍担当)がSNSに、「ブライダル補助金」事業の成果を書き込んだことの反響が続いている。ブライダル大手から100万円の献金を受けていたことも発覚し、ネットの炎上は収まる気配はない。森氏自身はお盆休みなのか反応していないが、著名人らが疑問・批判の声を上げている。


森氏がアピールした「特定生活関連サービスインバウンド需要創出促進・基盤強化事業」は、少子化や新型コロナ禍が直撃したブライダル産業活性化のため、海外のカップルを呼び込み、日本で結婚式を挙げさせて、産業や地域を活性化するもの。2022年度補正予算案で12億円が計上されたという。

作家でジャーナリストの門田隆将氏は「私達の税金は国民の為でなく特定の業界の為に消えていく。ブライダル補助金とは、外国人に日本で挙式して貰う業界の為の$ァ度。『前代未聞のアホな制度』というのはその通り。だが森まさこ総理補佐官はブライダル利権で献金ゲット」などと、自身のX(旧ツイッター)で発信した。

森氏は一昨年4月、ブライダル業界の陳情をこなした後、業界大手から自身が代表を務める選挙区支部に100万円の献金を受けている。

元内閣参事官の高橋洋一氏は「これいいのかねえ。政策で推すのはいいとしてもカネが絡むと不味いよ→」「これ、贈収賄にならない?補佐官の職務権限とカネはバッチリだが→」と投稿した。

タレントのフィフィも「ウエディング業界に税金がジャブジャブ流れていくね〜これも利権かな」「本当に日本の政治家ってズレてるよね。意地でも減税はしないのに税金の無駄遣いばかり思い付く」などと指摘した。

ネット上では、森氏を「ブライダルまさこ」と勝手に命名して、その政策を問題視している。支持率続落の岸田文雄内閣に頭痛の種は尽きないようだ。

8/18(金) 17:00配信    夕刊フジ
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