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静岡県三島市は6日からフリマアプリ「メルカリ」で、まだ使用できる粗大ごみなどの販売を始めました。
ごみ削減を目的とする「メルカリ」での販売は県内で初めてです。

三島市・豊岡武士 市長:
(Q.市長は何が欲しいですか?)囲碁盤、リーズナブルですよ、すごく。そう思いません?

三島市の豊岡武士市長が「欲しい」と指さしたのは、フリマアプリ「メルカリ」に出品された囲碁盤です。

三島市は9月6日からフリマアプリ「メルカリ」で、市内で回収した粗大ごみなどの販売を始めました。

雨宮帆風 記者:
こちらに並べられた囲碁盤や鉢、そしてベビーカーなどはすべて三島市内の家庭から出たごみです。多少の使用感はありますが、状態は良くまだまだ使用できそうです

今回出品された商品はベビーカーやビジネスチェア、本棚に囲碁盤など計21品です。

商品は清掃センターの職員が回収した粗大ごみなどの中から、まだ使用可能なものを厳選していて傷や汚れがないか検品し、清掃したうえで出品しています。

500円のテレビ台や2万円の臼と杵など、12日までにほとんどが売却されていて、市は利用者の多いメルカリへ出品し再利用してもらうことで、ごみの減量を目指しています。

三島市・豊岡武士 市長:
断捨離の時代でごみにしてしまうのは、忍びないということもある。買い求めいただいて有効に活用し楽しんでいただく。素晴らしい

「メルカリ」を通じた粗大ごみなどの販売は県内の自治体で初めてで、市によると売り上げはごみの処理費用に活用されるということです。

自治体が出品していることから、利用者が信頼して購入できるメリットもありそうです。

商品の配送はおこなっておらず、三島市の清掃センターで引き取る必要があるということです。

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