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木に挟まったクマの子(FWCのフェイスブック公式アカウントから)

 フロリダ州魚類野生生物保護委員会(FWC)は木の股に足を挟んで抜けなくなった野生のクマの子を助けた。フェイスブックで「異常な苦境に巻き込まれたクマの子をレスキューした」と発表した。

 最初にクマを発見した生物学者とFWC職員は、鋭い爪と歯を避けながら、木の股をこじ開けようとして、2時間作業した。クマの足を食器用洗剤に浸してヌルヌルにしたが、抜けなかった。

 フェイスブックには「最後の手段として、地元住民を見つけ、チェーンソーを貸してもらった。生物学者がクマをできるだけ動かさないように安全に保持し、クマの足を挟んでいた木の1本を切ることができた」と記している。

 クマは健康診断を受けた後、解放され、母親と再会したという。「秋が近づいてきているので、クマは食べ物を求めて活発になってきました。生ゴミを放置しないでください。クマは食べ物に引き寄せられます」としている。

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