4/3(水) 15:52配信
日刊スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bfe0fa8f04c0513f872295917111f5402a04f92

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(54)が3日、カンテレの情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月〜金曜午後1時50分)に出演。大阪府吉村洋文知事のテレビ朝日系の情報番組「モーニングショー」のコメンテーターで、元テレビ朝日社員の玉川徹氏を2025年大阪・関西万博に「入れさせんとこか」と発言した「玉川氏出禁」について言及した。


 橋下氏は「僕も政治家時代、コメンテーターに対して、バカ、ボケって、ののしっていた」とバトルを振り返り、「今回の吉村さんはマズいな」と指摘した。

 バトルの「基準」として「政治的な見解がぶつかって人格攻撃されたら100倍返しするが、自分の行動で相手側の自由を奪うようなペナルティーを加えるようなことはマズいと思っていた」と明かした。

 3月23日、大阪府茨木市で開かれた「大阪維新の会のタウンミーティング」で、2025年大阪・関西万博の建造中の木造リング(大屋根)をめぐり、批判的なコメントをしているとして、吉村氏は玉川氏を「入れさせんとこか」と発言した。1日に「政治家として政治的な意見を言った」と主張した。「僕自身に実際に出禁にする権限があれば問題だ。出禁にする権限がまったくないという前提での発言だ」とした。

 橋下氏は「自分の力があるようなものを持って、行動を制限する出禁とかはマズいと思っていた。維新は自由を重んじる政治グループとしてつくったつもり。今回は政治的な発言を超えちゃって、冗談でもあったとしても、やっちゃいけない。自由のところに踏み込んでしまっている」と強調した。

 橋下氏は「今回の発言は維新の政治集会の発言でも、ちょっとやりすぎだと思う」と話した。