https://s.japanese.joins.com/upload/images/2024/04/20240415080813-1.png
英国の国旗

韓国の護国英雄忠武公「李舜臣(イ・スンシン、1545~1598)」将軍をモチーフにした外国製のスロットマシンゲームが登場して問題になっている。

11日、韓国メディア「聯合ニュース」によると、英国カジノゲームプロバイダ「プラグマティック・プレイ」は昨年9月にオンラインスロットマシンゲーム「イ・スンシン(Yi Sun Shin)」のサービスを開始した。

公式サイトには誰でもプレイできるようにデモバージョンが公開されている。

ゲームを実行すると、中国風の鎧を着た将軍の姿とあわせて亀甲船や弓、防牌鳶などが描かれた模様が登場する。

賭け金を設定してボタンを押すとリール(スロットマシンの縦列)が回転する。ゲームマネーを獲得すると「李舜臣が帰ってきた」「勝利は私のもの」といったような不自然な韓国語のセリフが出てくる。

このゲームはオンラインカジノ営業が不法な韓国でも堂々と広報・流通されていることが分かった。ある賭博サイト広報アカウントではこのゲームに「愛国スロット」という名前まで付けて広報している。

放送通信審議委員会はユーチューブ内の賭博、わいせつ物、違法食・医薬品等の情報に対して情報通信網法により審議を経て不法情報の削除、接続遮断などの是正を要求している。

これに関連して誠信(ソンシン)女子大学の徐坰徳(ソ・ギョンドク)教授は「海外のゲーム会社が製作した賭博ゲームに大韓民国の英雄である李舜臣将軍が登場するのは世界利用者に大きな誤解を与える可能性がある」とし「今後ゲーム会社側に抗議して李舜臣将軍を使わないように措置を取る」と話した。

https://s.japanese.joins.com/Jarticle/317393