香川県善通寺市 その3
やることがなくて絡んでくるのは何階にいるんだろうか 自分は無能でやることがなくて
他人に絡んでくるのがいるか いったい誰が引っ張り込んでるんだか
ホテルみたいな いったい誰が引っ張り込んでいるんだろうか
あの幹力は とにかく無気力で
こっちまでやる気がなくなってしまうが
ああやれやれ
ここは色々な人がいるけれど
本当にみこみのないひとがいて
しかも絡んでくるのも
社会の迷惑としかいいようがない 本当に役に立たないうえに
人の集中も妨げる人は
今まで見たことがなかったけれど 参考にはなるけれど
ずいぶん低レベルになったものだ この低レベルを踏まえて
生きていかないといけないわけだ オリジナルやのお
とのことだけど
ああいう意味ではオリジナルになりたくないな あまり頭の良くない子供が損得で生きるのは
完全な知性の欠如のように 子どもの声もするし
お祓いもしないといけない
魔除けとか托鉢とか 全裸の季節は過ぎたけれど
全裸でいる
魔除け自体が論理的に矛盾している 根に持っとるやろな
音にもたれるようなことをする方が悪い 精〇病院にいたわけだからいいんじゃないのこれで入院も14回目で 病院を出たら
女子高生が本当に珍しいものを
見るような眼で目を輝かせて
石を投げて来るしで 回復できるかどうかわからないな
これは
また精神病〇だな
ああもう何回目の入院なんだろう しかも
くさぶーとか叫んでいて
善通寺どうなってるんだここは たとえでいうと
石を投げたり
棒で叩いたり
コンビニで買ったご飯を炊寝ていたら
涙が出てきた ここに来ると
石を投げられるし棒で叩かれるしで
辛いことしかなかったが
いまコンビニで買った弁当を食べていると
犬に吠えられてかなり嚙まれてしまった
痛い
人間にも知性がないのは
犬みたいなものだと思うが
実際に犬に嚙まれるとはどうなってしまったのだろう
情けなくなってまた涙がこぼれた
善通寺というところはいったいどうして あんなところに籠ってないしているんだろう
引きこもりのホテルみたいな 考えてみれば
腐らないでいるだけで
手一杯だった
腐ってしまうと何もできないので
それが子供は石を投げて来るし
大人はバカにするしで
文字通りの悪条件なんだよね
いわば
荒れ地に稲作するようなもんだよ
収穫はほとんど期待できない
そういうレベルの悪条件だった
だから正直言って辛かった
食堂で悔し涙を流していたことも
何回もある
くやしくてご飯が喉を通らないんだものね
ひどいところだった
そしてひどいひとたちだった
まともな人々もいたかもしれないけれど
ほとんど見なかった
腐らないで生きることがどれだけ困難であるか
よくわかった
ああ
やれやれ 工事現場の警備員があまりにもひどいので
言葉使いを改めてくれといわなければならなかった
現場監督を呼び出して
心当たり会があったら注意してくださいと
頼まなければbならなかった
監督は若い工事人に思い当たると言った
工事しながら汚い言葉で人をののしるような工事人がいたり
食堂のおばさんの言動があまりにもひどいので
これもせ金者に改めてくれといったのだが
これは改まらなかった
食堂使うのをやめることで
消極的な解決を見ることとなった
多少
泥棒も出た
お金を払わずに
パンを食うやつがいて
あのパンはおいしいパンで
泥棒のために
販売を中止した
少しだけ残念だった
だけど
泥棒も時間の問題だろうとは思っていたので
諦めもはやかった そして人々は
たえず僕に石を投げ続けてきた
ふるように
ふるような石の礫のもと
僕は完全な不眠の状態で
その場所に通い続けた
経緯瓶に嘲笑されたり
職員に嘲られたりしながらの日々だった お掃除おばさんなどにとって
僕は格好の餌食に違いなかった
そして
自分が腐らないための術をここでもまた
学ぶこととなったのである 僕は
ダイエーの床掃除をやっていたことがあるが
あれは楽しい仕事だった
いってみれば
仲間なのだが
その仲間にも
石を投げられたことは
痛烈でもあった
子供たちも石を投げ
野の城を浴びせ
あからさまに嘲笑した
嘲笑し続けた
先生たちは
あれで恥ずかしくないのかと互いにいいあいなどしていた
僕は
人知れず
食堂で
泣いた 荒れ地で
稲作洲量なもので
収穫は
まったく期待できない条件なのである
だからというべきか
落胆もなかった
ただ
自分が前進できるように
日々
その場所に通った しかし
子供たちは
私に向かって
石を投げ続けたのである
店員の態度が
気に入らないからと言って
真夏の歩道に
弁当を力まかせに叩きつけたりするのは
もうやめた
怒るのをやめようと思った
そうすると
なお一層
石を人々は投げつけて来るのであった
怒らないんだろう?
本当に怒らないのかと
岡山県民は
石を投げ続けてきたのである どこの人たちであるかは知らないが
ひどいひとたちだった
小説家の
宮本輝が追手門学院大学に入学して
テニス部に入部したが
まず
テニスコートを作ることが先決だったと
エッセイに書いていて
その点
僕と似ていたのであるが
宮本輝は
周囲の子どもたちから
石を投げられることはなかったようである
幸いなるかな
宮本輝
偉大なる小説家
それはともかく
テニスコートを作ろうとして草むしりから始めているところへ
子どもが意志を一日中
投げ続けて来るのは
かなり大変で
普通ない悪条件だろう
私は
岡山に毎日通った
石を投げられながら
槍のように石は投げられ
いくつかは命中して
痛みにうずくまったことも
再三である こういうなかで
成果が出せれば
大したものだと思うけれど
やれやれ それにしても
岡山というところは
随分乱暴なところに違いなかった
桃太郎も苦労したんじゃないかな
鬼がいたりしたら
そういう岡山へ何を好き好んで通っていたのか
もう
思い出せない
ただ
一生懸命だったことは事実である
そしてある夏の火
全裸で岡山駅前を歩いているところを
警察官に保護されて
今ここ
精神病〇にいてこれを書いている
病院の待遇はいい
人びとは親切だ
ときどき腹が立つこともあるけれど
みんな精神病なのだと思い諦めることにしている
きょうは南欧らしいいい天気だ
爽やかな5月の風もふいていて
ちょとした精神病のリゾート気分だ
絵の具が調子よく乾いてくれるので
好都合だ
すまないが
ブルーとイエローを多量に送ってくれないか
タンギー爺さんの知り合いがここにもいるんだ
その人に宛てて送ってくれ
いつもすまないが頼む
心から愛を送る
きみのビンセント 酒場で全裸で踊っていたら
警察に通報されて
精神病〇に強制入院させられたこともあったけれど
今となっては懐かしい そうして岡山県民に
石を投げつけられながら
毎日本を読んでいた日々も
今は終わり 春だからか
今いる人々の
精神年齢は
中学生より下だな
なぜこうなっているのか 知的に問題のある
子どもが近くにいるけれど
その子供たちと近い印象だ
奇妙なものだ 正直って
自分が腐らないようにするので
手いっぱいだったこの悪条件悪環境で
成果を出すのは
大変なことだった
およそ商売に向いていない
おばさんなんかもいて
食堂行かなくなって
ストレスを回避したり
よのなかには
僕の知らないところがあるものだなあと思わされた
地上げ
みたいなこともされて 知的に問題があったり
釈迦愛的な観点から見ると
攻撃性がひどい連中であるとか
人間をオスメスで分ける田舎ものとか
いくら田舎でもひどすぎると思ったものだ 田舎には田舎の論理があるのだろう
それは平均的な人間が見ると
ものすごく編ではあったのだが
常識も非常識としてしか通じない田舎ならではの歳月である いったい引きこもりに来ているのであれば
いやあいつらは性格が悪く暗い
そうしておいて
見込みがないとはこういう まともな人もいたのだけれど
たまに出て来て
ワハハハハ
で
家に籠ってゲームばかりやってるんだろうと
思われる顔だ
いっしょになってしまうのか
ああ
嫌だな あぼキチガ〇は出て行ったかなど
ぼそぼそ言われると
さすがに苦痛であるが
これまたいたしかたがない 精神病〇入院記録20回なのだ
キチガ〇呼ばわりもまったくもってやむを得ないのだ 遊びに来たんだろとか
掃除人に笑われたりしたことも
今となっては腹立たしい 便所には神様がなどといわれるのも
おかしいことではあった
立つ鳥跡を濁さずとかいっておきながら
たっぷり穢れをのこしやがって
と仰られたカフカの言葉も忘れ難い 短くまとめると
自分が腐らないでいるのが精いっぱいのところだった
そこで成果を出すことは
僕には至難の業に違いなかった
だいたいが殺人未遂の薬物上州とか思われていながら
日々人々のののしりに堪えながら成果を出すなど
人心地のまったくしない日々に違いなかったのも事実である
岡山の山裾はきょうものどかで
歴史んお悲惨さも
頭が悪いのではまったく伝わらない
しかたのないことではある まのぬけたこえに邪魔されるのが一番苦痛だったかな
石を投げられたり
棒で叩かれたりも
大変だったけれど
岡山はきょうものどかだ 警備員曰く「根にもっとる」
それは音に持っている面はあるさ
精神病院への入院歴がある大学教員だなんて
毎朝毎夕いしをぶつけてこられては
それは根に持つさ
僕は殺人未遂の薬物常習者であると
勤務先では言われていたから
岡山では警戒されたのさ
はっきりいって
彼らは噂だけで動く連中だったし
その点コネばかりで就職している人々も
多かった
僕は土曜日曜も勤務先に通った
新幹線通勤で提起を作っていたから
もったいないと思ったのであるが
勤務先ではそれを
泥棒の下見ですかと質問してきて
のみならずそれを公的機関に噂として
振りまいたのである
これでは殺人未遂で田舎に就職した
窃盗犯の不振行動でしかなく
僕は泣きながら通勤定期を破り捨てた
もちろん事務は気楽に過ごしていて
あるとき僕が掲示板を眺めていると
目の前でそれをひきはがし
あんたにはいらないだろうよ!と言い放ち
勤務先で僕は、まったく村八分にされていることに気がついた
僕は近くの裁判所に相談しに出かけた
そうするとその裁判所の職員はすべての相談内容を
勤務先に伝えていたのである
僕は勤務先で危険人物として完全な白眼視の対象となった
僕は頭痛薬を処方してもらって
苦痛を紛らそうとした
そうして何とか過ごしていると
勤務先の連中に風俗に誘われた
同僚は親切に風俗のシステムを教えてくれたのだが
彼は異常性欲者として写真を盗み撮りして上層に報告して
出世した
僕は前科ありの異常性欲者としての烙印を押されることとなった
なんともね だいたいの心理的経過を
強いて言語的に表現してみた
あくまで心理的経過の言語化に過ぎない
いわば象徴的方法論に基づく言語化であるから
時日ではないことを強調しなければならない
事実としては
風邪薬を市販薬で買うくらいが関の山なのであるから
僕は風俗に通ったこともなければ
ラブホテルも使ったことがない
殺人犯でもないが
勤務先では
僕はそれ以上の異常者ということになっていて
毎朝毎夕石を投げられて過ごしていたのである
田舎では
噂ガスで手であるという意味を表現すると
こうなるという典型例を提示してみたかったので
田舎は本当に嫌なところだというだけのことで
僕が一切の人付き合いを立っている理由も
ここにある
僕は大学の鐘を横領したとまでいわれていたのであるから
そういう方々を信用しないのもごく自然な成り行きだろうと思う