>>391
総体的なコストの事と帝国軍の士気の話。あくまで使節団であることと圧力をかけるというもので
急いで戦端を開く類の話ではないため通常の行軍速度で十分だし、兵站だって遠方長期間の滞陣による
消耗も無いといえる状況であるわけだし、あくまで長距離遠征でもない自国内の移動であるために
襲撃もないはずだから糧秣担当の軍も規模が小さくて済む状況だからね。
あと、ゆっくり移動できるのは兵士を疲労困憊にならない状態で前線に移動できるため、本来の
部隊のスペック通りの動きができる強みがあるわけで。アミドニア公国が一敗地に塗れたのも
平坦なルートを進んでいた王国に対して遠回りで険しい山道を抜けたうえに夜襲を受けて
さらに急遽徴兵を行ったことによる練度と士気が最低な状況だったのもあるわけだったからな。
 帝国は元々軍としては対魔族による練度の高さがあるし同盟国の支援という大義名分もあるわけだから
王国側の都合三公戦からのアミドニアとの決戦でそれなりにダメージを負った状況ではひとたまりもない、となると。