“緑牛” ってのはマゼランなんだろうな。
何故なら顔見せをあまりにも先延ばししているからだ。
もう物語終盤ということを考えると、
登場を遅らせれば遅らせる程、新規キャラの可能性は減ると言っていい。
そして、既出キャラならば最も可能性の高いのはマゼランだろう。

まず “緑牛” というネーミング。
「牛」のイメージにピッタリ合うのがマゼランだ。
次に “藤虎” を先に登場させたこと。
“藤虎” が「世界徴兵」という訳の分からぬルートで “大将” に召されたのは、
同じく部外者であるマゼランの編入を自然に見せるため。
そして「3年は何も食ってねえ」というセリフ。
マゼランは過去に「毒のスープ」を朝食にした描写はあるものの、
ちゃんとしたものを “食べた” 記録は残っていない。
好物は「毒」だと自ら言ってるくらいだから、
それを “飲む” だけで何年も生きることは可能だろう。

気になるのは笑い方で、“緑牛” は「らははは」と笑うけども
これはマゼランの性格が変わったなどの後付けで大丈夫だろう。
何よりその圧倒的強さ。
マゼランの実力ならば、ドフラミンゴの「折り紙付きの化け物」
という表現とも矛盾しない。
今のマゼランの肩書きが「インペルダウン副所長」なのは、
“海軍大将” と兼任してるからなんだろうな。