こうなったら、なんとかして魔界と結託しなければならないと、わたしは彼らに言ったよ、
虐げられた魔界の連中としっかり力をあわせれば、
神と交渉することができるかもしれない。地上が、人間が、このまま為す術もなく滅びる
のを、食い止めることができるかもしれないと!
すると、あの無知なものたちは、私を裏切り者と呼び、幽閉しようとした。閉じ込められる
訳にはいかなかった。何とかしてマーサを取り戻し、ふたりそろって、魔王に同盟を迫らなければならなかった!
すると…ゲマが現れた!魔王もまた、わたしを求めていたのだよ!神がそのままの姿では
地上に降り得ぬのと同様、魔王もまたその存在のあまりの大きさ故に特別の御座を必要とする。
わたしは名を捨て、名を変えた、神にいただいたイーブという名を、闇の神、魔王に
仕えるものイブールと改めるを誓いとして、神殿を起こした!