勇者くんは初代勇者からの本家の家系に産まれて、赤ん坊の頃から“次代の勇者様”として
ちやほやされて誰からも諌められることなく育ったため、
世界は自分を中心に回っていると本気で考えている超ワガママ人間になっている。

そして猫娘や竜娘たち最強種を仲間にして強くなった主人公に負け続けて肩身が狭くなり、
『勇者としての俺の威厳を保つためなら何をしても許される』と、傍から見れば犯罪紛いの行動も
何の罪悪感も無く取るようになって、次第に闇堕ちしていく。