一週間ほどのち、主人公が別のレストランで
死んだ魚のような目をして働いているのを目撃される。

失意の底に沈んでいた主人公だが、偶然喫茶店のマスターに出会う。
マスターは店の裏でナポリタンを食わせる。
うまい!と主人公は驚く。

「うちの店のナポリタンは昔と変わらない味だと皆思っている。
だが実際には時代の流れに合わせて少しずつ味を変えてきた。
その結果今でもお客さんにおいしいと言ってもらえるんや」とマスターは言う。

生気を取り戻した主人公は再び元の店に戻り若手料理人に挑むも
包丁で腕をぶった切られて血まみれに。

それでも再勝負し、昇進しか頭にない若手料理人に対し
食べる者の心を満足させる事が一番大事なのだ!
と心の重要性を説いて勝利。
若手料理人は古巣である喫茶店に戻る…
という話だ