例えば幾原邦彦みたいに、テーマがあって映像手法があって
それを独特の間まとか回想シーンに結びつける、とか
いろんな要素が乗算で膨らんでくと作品に奥行ができるけど

この作品はずーっと「メイドx任侠」の2乗でしか進んでないんだよな。
小森さじや日高勝郎回はそこに映画パロが乗って3乗になり
独特の面白さにはなったけど
米内山回、比企回はまた2乗に戻り、視聴者の世界観を狂わす

脚本は2年半でも、惜しいかなそれを生かしきれてない