なごみ、嵐子、凪という三角関係があったが、嵐子が死んで均衡が崩れる
当初なごみを嫌っていた凪だが、ともに嵐子を愛していた二人だ
なごみと凪の間に一本スジのとおった関係が生まれる
凪はなごみの味方になろうとする、いや勘違いして愛してしまう
(なごみと寝たいと欲望するが口では罵倒する)

「なんで嵐子を守れなかったんだ、くそが?」(フワフワ)
「おまえが死ねばよかったんだ」(シュワシュワ)
「おまえの不殺が嵐子を殺したんだよ」(フワリン)

このあとの展開は、最終話で、ただひとつ、凪には贖罪が必要かもしれない
だが美千代を殺さなくてはみんな死んでたという言い分は間接的であるが、
わりと違法性阻却事由=正当防衛、むしろ緊急避難か?
つまり救命艇問題の応用、ただしこれは難問でもあり、
一般には誰もが納得するような正解は知られていない