物語の主人公ってのは主人公ゆえに物語の中でもっとも
明確な意思があるのを示すために 自ら問題を解決しに動く
行動家の側面があるものだけど、めぐみんの場合は本編の
貧しさに紐付けされた報酬に動かされるから明確な
意思がある行動家的ではないわけよね。(こち亀の両さんは
そこから自分の悪くだくみで行動家になるわけだけど)
その行動家として行動する山場を爆裂魔法の習得と行使の
場面にしてるから習得するまで行動家としての意思が
視聴者に見えずらくなる。
習得しても今度は貧乏をしのぐ報酬から爆裂魔法を打つという
行動規範めいたものが、主人公の行動家としての自由意思を
物語として見せることを阻害する。
やっぱり脇役であることを前提にしたキャラ性なわけよね。
とあるの外伝の超電磁砲の美琴は行動家的で美琴の使う
レールガンは時代劇の日本刀や西部劇の銃と同じ小道具の
範疇なわけよね。めぐみんの場合は色物脇役要員として
小道具の範疇こえた部分。行動家的自由意志を縛られる規範と
して爆裂魔法があって結局は行動家的ではないモノを
意思ある主人公に見せようとすれば悩ませるしかなくなる
わけよね。このすば本編ファンはギャグが好きでそういう
毛色が必ずしも望んでるわけではないと。