アウラの魔法は服従の天秤
アウラ自身と相手の魔力を比べて強い方に弱い方が服従するというもの
アウラの軍勢はこの魔法で服従させられた人間(領主の息子も含まれている……)
強い意思を持つものはこの魔法に抗うこともあるので首落としている
断頭台の所以

アウラはこの魔法でフリーレンを僕にするつもりだったが、フリーレンの魔力はアウラを遥かに凌駕していたため逆にフリーレンに服従させられてしまう
フリーレンの下した命令は【アウラ自害しろ】

ヒンメルが死ぬまで息を潜めているほど慎重なアウラがどうして力量を誤ったか
それはフリーレンがフランメから教わった魔力量を偽る(抑える)ことを日常としていたから
また、魔族は魔力量が格を表すものであり、まあ魔法に誇りを持っているため魔力を偽るという発想がない(恥ずべき行為と軽蔑するくらい)
その特性をフリーレンは利用したというわけだ