基礎知識として「さみだれ」の元請けはNAZだが実制作は違う制作会社が行っている(総グロスという)
「さみだれ」はこのグロス担当会社が【制作会社A→制作会社B→寿門堂】と何度か変わっており
当方が把握している限りでの最初の混乱は制作会社Aが立てた監督が降板した所から始まる

監督降板に伴い制作会社Aも実制作から降りる事になって(普通は監督降板を理由には出来ないが)
元々単話グロスを担当するはずだった制作会社Bが実制作を任される形になる(泣きつかれた形だ)

新しい制作会社の関連スタッフに「さみだれ」に思い入れがあるような人間はほとんどいなかったため、この話を断る線もあったのだが
「内容を多少変えても良いなら制作できるかもしれない」(夕日を殺し屋にはしていない)という条件を出して原作側の反応を待つ形とした

しかし、かなり短い期間で新プロットをまとめ原作側に打診するもいっかな反応が無い、
というより「これでいけますよ」的な空気で何となく制作が進行し始めてしまった

ちなみに制作会社Bは制作開始のいの一番に「初代監督からの引継ぎ」「原作者との対面による打ち合わせ」を
させてもらう様に要求していたが、のらりくらりとかわされ結局これは実現されなかった
制作引継ぎの初期には制作会社Aのプロデューサーもまだ現場に残っていたのだが、
最初の監督との打ち合わせをセッティングして貰えなかったことから「これは何らかのいざこざがあったんだろうな」と予想はついたので
こちらに関してはあまり追及しなかった

原作者に関しては「水上はうつで今は人前に出れない」との説明をされ続けたのだが、これは嘘だったのだろうか?編集長代理も同じような事を言っていたが