>>949
原作小説みたいよ

> ルームミラーに映った後方の風景にふと目が向く。
> 夜の暗がりのもと、街灯の弱々しい明かりに照らされて、ぼんやりと浮かび上がるようにセーラー服。
> それは玄関から場所を移したお隣さん。その視線はジッとこちらに向けられていた。
> 「…………」
> 「どうしたの、ぼうっとして」
> 「いえ、なんでもありません」
> 勘違いだと思うけど、ミラー越しに彼女と視線が合うのを感じた。