キウイは残念ながら、中学校の教師には採用されない。

採用試験で学科の成績が良くても、面接でハジかれる。
面接=教育委員が人物の査定をする「この者に、生徒を任せられるか?」

面接官(履歴書を見ながら)「あなたは、高認ですね」
キウイ「はい、高校を卒業していません」
面接官「理由は?」
キウイ「出席日数不足です」
面接官「日数不足の理由は病気ですか?例えば結核で療養したとか・・・」
キウイ「いいえ、私はいたって健康です。普通に登校を拒否したのです」
面接官「何故?」
キウイ「高校なんか行く価値は無い、と考えて、自主的休講でヒキってました」

面接官達の採用判定会議。
「中学の教師は、中3生徒と高校の進路相談をする」
「ところがあの受験生は、高校は登校する意味が無い、と言った」
「そんな考えの人間を、教師として採用する訳にはいかない」
面接官全員一致「不採用だ!」

履歴書には「高校は出席日数が不足した」と記載する(嘘は記入出来ない)
面接官は「これは何か理由がある」として、必ず「不足の理由」を突いて来る。
キウイは、教育委員達が「納得する合理的理由」の説明が出来ない。
だから、結局はハジかれる。