山本かずひろ後援会だより
2023.12.5 号外
甲立駅の切符販売窓口が閉鎖に!
甲立駅が無人に!
年末の押し迫った時期に、甲田町の未来に失望するような話が舞い込んできました。
今、甲立駅は甲立21(株)がJRと切符の販売契約を結んでいます。あわせて、駅の管理を市から請け負うかたちで運営しています。そのため駅には事務所もあり事務員も常駐できているのです。
広島県では芸備線について、国が提唱した再構築協議会設置が重要課題となっており、芸備線沿線自治体では、本市を除いて利活用の取り組みを強化しようとしています。
このような時期に当市は甲立21(株)への支援を止めることにしたのです。

甲立駅の切符販売の特徴
ここは「みどりの窓口」並みの機能を持っています。定期券はもちろん、新幹線の切符を始め割引切符やJR会員特典の切符の購入などができます。広島駅を除いて、芸備線全線ではこの駅だけが持つ機能。従って地元に限らず周辺地域にも貴重な存在となっているのです。

廃止になる理由
2018年の水害によって運休となったために乗客が激減し、全線開通してからもコロナの影響もあって以前の利用状況にまで回復していません。やむなく甲立21(株)は切符の販売時間を短縮して業務を再開。しかし、水害前の販売収入は見込めないとして市は年120万円を限度に支給してきた補助金を打ち切ることにしたものです。

駅が無人になる理由
切符の販売所が無くなるのであれば指定管理の必要も無く、市が直営で管理すればよいとして、甲立21(株)には指定管理の契約はしないというのです。そのため駅は無人とならざるを得ません。

何が目的か
指定管理料2,345千円、切符販売補助金1,200千円余りを支出しなくても済むというもの。市民の利便性を考慮しない財政支出の抑制だけが目的です。

私の見解
甲田町の職員時代、JRが職員を引き揚げ切符の販売を止めることにした際、町は議会と一体となって販売機能の存続に奔走し、今の状況を確保しました。他市においては自治体がその機能を存続させようと努力している現在、当市の対応には疑問を持たざるを得ません。
みなさんは、この他市の動きに逆行する市の姿勢、考えに賛同し評価されるでしょうか。
甲田町は銀行もなくなり促進住宅もなくなります。このままでは町は疲弊の一途をたどる事になるのではないでしょうか?
乗って残そう!芸備線
◉原本を一部修正しています。
(山本かずひろ後援会フェイスブック抜粋)

指定管理者の不正の疑いが発覚したのが理由だろ?