<副市長候補としての資質問題、まとめ>

https://note.com/natsukishinobori/n/n92b4a51baac1


これが石丸市長が議会の同意もなく、勝手に「内定」した候補者のブログね。

ブログの趣旨を要約すると、牛乳、野菜、服など、「地球や動物や人間のことを考えて買う」ということが重要だと主張している。
畜産や栽培農業など「地球環境への負荷」を考えながら、「買い方」によって、それらの改善を「応援」していこうという内容である。
主に、「牛乳を買うのをやめた」という候補者自身の実践から、アニマルウェルフェアや中洞牧場の「山地酪農」を紹介している。
しかしながら、山地酪農に関する実態をミスリードする残念な部分がある。乳脂肪率3.5%の問題などである。

擁護派は「揚げ足取り」などと、反論をするのだろうが、私としては、副市長たる資質を評価するうえで、非常に重要なディテールだと確信している。
私はこういうとき、建築家ミース・ファン・デル・ローエの言葉を思い出す。

「神は細部に宿る、、、その細部は全体に統合されねばならない。」

ほとんどの人は、この名言の前半部分しか知らないだろう。しかし重要なのは全体との整合性なのである。そしてそれは結局、細部一つ切り取ってみても、破綻なく見事に調和することを示していると言える。それは、結果として美しいのだ。

さて、この副市長候補のブログを改めて、その趣旨に従って検証してみる。
彼女らは、「牛乳を買うのをやめ」て「アーモンドみるく」を愛飲しているのである。

では、アーモンドについてはどうか?

https://shizen-hatch.net/2022/03/10/superfood-environmental-issues/

これも、良く知られた話だけど、アーモンドは大変な環境問題を引き起こしているのである。(苦笑)

私としては、この候補者のブログでの趣旨は賛同しないでもないが、残念ながら、副市長の資質を評価するうえでは、大きな疑問を持たざるを得ない。
言っていることと、やっていることの乖離が激しい、所謂、「おまゆう」状態なのである。
表面的な情報に飛びつきがちな「意識高い系」にありがちな現象じゃないだろうか?
美しくはない。

この方に、副市長任せられますか?