持っていても怪しまれることがない五寸釘も、
手裏剣の代わりによく使われていた。
手裏剣は投げるといわずに、「打つ」という。
一般的な平板型の手裏剣は、風車のように回転させて打つもので、
的に垂直に当てるように打つ。
ただ、テレビで見られるような手裏剣を重ねて手の平の上に置き、
もう片方の手で手刀を切るように、
シュッ、シュッ、シュッと連続して打つのは不可能。