イスカルの突っ切りホルダー1.5幅使って本番材料突っ切ってたら
(外径12Φ(みがき)内径6Φの鍛造スチールパイプ・素材不明・L=525)
失敗して食い込んでチップ欠けた。練習用のSS400だと突っ切れたのに・・・
仕方ないのでチャックから外して残り金鋸で切って、チップ破片の食い込みあったら
切削時不味いんで断面をヤスリ&ダイヤで修正しながら確認。

でも、その欠けたチップ先端をダイヤモンドで研いで適当にr付けて
少し突き出して本番材料の外径精密切削に使ったら良く切れた。
(素材外径12.18Φ・曲がりり0.1程度あったのを0.04程度まで修正済み)
を300mmは11.92Φ、225mmは12.03Φまで左右それぞれ2回づつ持ち替え切削して、
残り0.02Φをダイヤモンドドレッサーで落として仕上げ。
そもそも素材、外径みがきがセンターレスでやってたようで片側は内径と0.05、
もう片側は0.02芯ズレしてたんで、3つ爪スクロールチャックの偏芯を
上手く利用しながら外径段差部の偏芯を0.02程度に仕上げた。
当然、段差左右の平行度も考慮して。
結局購入してた、ならい切削用ホルダー&チップも使わずじまいw

中古PD400、元々主軸とベッドの平行が出てなかったし、芯押し台も主軸に対し
0.15くらい高かったんで、数回分解してベッドとの当たりをダイヤモンドドレッサーで
微妙に修正しながら組み直しては計測を繰り返し修正したんで。
芯押しも荒〜仕上げ直前に位置を微調整で追い込む。(固定ボルトの締め込み力で百分台動く)
機体加工ほぼ一杯の300mmスパン切削加工で外径差0.01程度。
卓上軽量機だからこそ一人で分解修正余裕。ここは購入動機の計算通り。

素材も振れるかと思い固定・移動振れ止め新品購入したが結局使わず。
細い長物でどうなることかと思ってたが、予想以上の仕上がり精度に自分自身ビビった。
機体目一杯のスパンで外径加工すんの初めてんで・・・
しかも、その本番材料海外製で一本2.2万円近くするんで失敗できんしw
突っ切り失敗が生んだ「怪我の功名」っと言ったところか。。。

ちなみに、この加工行う数日前、自動送り掛けたら早送りのピニオンギヤ歯一枚折れて
早送りレール(ラック)に食い込んで両部品逝って取り寄せて3万円近く掛かったw
早送り装置使わなくてもクラッチ切って送りハンドル使うか、
ハーフナット解除してサドル自体腕力で移動させれば事足りたんだが・・・
無駄金を使ってしまった。。。