ケーズデンキ、家電特化の「がんばらない経営」がコロナ禍で過去最高益となった必然とは
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「がんばらない経営」で知られるケーズHDの方針は、従業員を最優先とすることだ。
このスタンスは創業時から変わらない。
その理由は、「お客さまを大切にするためには、まず従業員を大切にしなければ“本当の親切”は実現しない」と考えているためだ。

ショッピングの主軸がリアル店舗からECにシフトする潮流にあるなか、リアル店舗で最大限に発揮される“本当の親切”の必要性はかつてより薄れていそうだが、コロナ禍でもケーズHDはリアル店舗でしっかりと“特需”をすくい上げていたのだから、従業員を最優先に考える「がんばらない経営」が有効であることが窺える。

「無理をして自分以上の力を出すことは短期的には可能でも、終わりのない会社経営には適切ではありません。無理をすれば必ずその反動があります。お客さまにご満足いただくためにあるべき姿に向かって、無理をせず、正しいことを確実に実行していくことを『がんばらない経営』と表現しております」

「持続可能」がキーワードとなっている昨今。これぞまさしく、持続可能な経営の本質といえる。
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