原点回帰とか話したり、モチベーションアップとか言われる、賃金をあげれば良いこと。
平均年収はアークランズにかなり負けてる。
これが答えだと思うけど。

よく上層部の方々から「原点回帰」という言葉を聞くことがあり、私はその言葉にいつも危うさを感じています。
 お客様との信頼関係を築く、お客様の声をしっかり聞くという「真理」は変化することはないと思いますが、営業のあり方や、組織のあり方は時代に合わせて「変容」させていかなければなりません。
 
かつて、1908年にフォードT型が発表され、1913年に量産化が開始されたことにより、社会にモータリゼーションが開花しました。
日本は、第二次世界大戦後になってからでしたが、自動車産業は日本の基幹産業としても発達しました。
その際に、馬車にこだわりつづけ、組織を変容できなかった会社は当然、自然淘汰され、「HERMES」のように馬車の衰退に着目し、馬具を作ることから、バックや財布へと転換できた企業は今でも生き残っています。
そして、インターネットの普及は1993年から、あれからもう30年がたち、私たちの生活様式は一変しました。