https://www.sponichi.co.jp/society/news/2021/10/20/kiji/20211020s00042000198000c.html
[ 2021年10月20日 08:13 ]

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スペンサー・チュニック氏による死海でのインスタレーション(AP)
Photo By AP

 イスラエルの観光名所となっている死海で、300人のボランティアがヌードモデルとなり白いボディペイントをほどこしたあとに、米国の写真家、スペンサー・チュニック氏(54)の被写体となった。

 死海は海抜がマイナス400メートルで世界で最も低い場所にある湖(塩湖)だが、1年に1メートルのペースで低くなっており、面積も1960年代に比べて40%も減少。喚起を促すためのインスタレーション(場所や空間を作品にする芸術の一種)としてチュニック氏が撮影を行った。

 AP通信によれば、同氏は同様の写真をフランスのワイン畑、南アフリカの海岸やスイスの氷河でも撮影。今回はイスラエル観光当局の協力を得て、危機的状況に陥っている死海の現状を“ヌード”で訴えた。


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