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毎日新聞 2021/10/21 16:54(最終更新 10/21 17:34) 335文字




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押収された大麻草など=福岡県警提供

 福岡県警は21日、密売目的で大麻を所持していたなどとして、福岡市や糸島市の20〜40代の男女12人を大麻取締法違反容疑で逮捕したと発表した。一連の摘発で乾燥大麻約4600グラム(末端価格約2800万円)、大麻草45株を押収した。

 県警薬物銃器対策課によると、12人は地元の知人やバンド仲間による複数グループ。福岡市の拠点で大麻を水耕栽培し、北陸や関西へ郵送する方法で、今年に入り約800万円の収益を上げていたという。発信者がメッセージを消去できる通信アプリ「テレグラム」で取引し、仮想通貨で代金を支払わせていた。



 12人のうち、福岡市早良区室見1の無職、上田賢之容疑者(28)と、同市東区土井2の自営業、ハタ圭介容疑者(31)が密売を主導していたとみられる。【中里顕】