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2021年10月24日15時06分

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24日、ソウルで記者会見する米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表(右)と韓国外務省の魯圭悳・朝鮮半島平和交渉本部長(AFP時事)




 【ソウル時事】米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表は24日、ソウルで韓国外務省の魯圭悳・朝鮮半島平和交渉本部長と北朝鮮情勢や韓国が提案している朝鮮戦争の終戦宣言に関し意見交換した。両氏はワシントンで18日に協議したばかり。


 協議後、キム氏は記者団に、最近の北朝鮮のミサイル発射について「近隣国や国際社会にとって脅威だ」と批判。「北朝鮮が挑発や(情勢の)不安定化をもたらす行為をやめ、対話に臨むよう求める」と述べた。「米国は北朝鮮に敵対的意図を持っていない」とも強調した。
 魯氏は「北朝鮮との対話再開時には、北朝鮮側の関心事を含めあらゆる事項について論議できるという両国の立場を再確認した」と語った。