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2021年10月24日19時12分

[23日、米ネバダ州ラスベガスで競売に掛けられたピカソの作品(AFP時事)] .
23日、米ネバダ州ラスベガスで競売に掛けられたピカソの作品(AFP時事)




 【ラスベガスAFP時事】スペインの巨匠パブロ・ピカソの作品11点が23日、米ネバダ州ラスベガスで競売商サザビーズのオークションに掛けられ、計1億890万ドル(約123億7000万円)で落札された。


 競売はピカソ生誕140周年に合わせて行われ、肖像画や静物画、陶芸作品などが出品された。
 ピカソの愛人マリーテレーズ・ワルテルを描いた最後の肖像画の一つは約46億円で落札。サザビーズはツイッターで「1938年に描かれた愛する女性の肖像画は、ピカソが最も刺激を受け、生産性が高まっていた時期の最高傑作だ」と述べた。
 この他、後期の絵画はそれぞれ、約27億7200万円、約10億7900万円で競り落とされた。