https://www.jiji.com/jc/article?k=2021102400446
2021年10月24日22時30分




 【北京時事】中国共産党・政府は24日、二酸化炭素(CO2)排出削減目標の達成に向け、2060年までに1次エネルギー消費に占める非化石燃料の割合を80%以上に高める方針を明らかにした。国営新華社通信が伝えた。国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の開幕を31日に控え、中国の取り組みをアピールする狙いがあるとみられる。
 中国は30年までにCO2排出量を減少に転じさせ、60年までに実質ゼロにする目標を掲げる。ただ、世界最大の温室効果ガス排出国である同国に対しては、目標引き上げを求める声が強い。