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毎日新聞 2021/10/26 13:17（最終更新 10/26 13:17） 314文字




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秋田市中心部に姿を見せたカモシカ＝2021年10月25日（読者提供）

　25日午後1時半ごろ、秋田市高陽幸町の県道（通称新国道）にニホンカモシカがいるのを自転車で通りかかった市内の女性（50）が見つけた。

　女性によると、カモシカは成獣とみられ、通行する車両の様子をうかがっていたが、気付いた車が徐行したのを見て、片側2車線の道路を西から東に悠然と渡っていった。



　現場は秋田中央郵便局の目の前で車の通行量も多い。女性は「最初に目に入ったときは、あれは何だろうと思った。まさか昼間に街の中心部でカモシカを見かけるとは」と驚いていた。

　秋田中央署によると、この日の昼ごろにも中央郵便局から西に約700メートル離れた八橋本町付近で1件の目撃情報があった。中心市街地での目撃情報は珍しいという。【猪森万里夏】