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2021年10月26日 15時51分スポーツ報知

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「上方演芸の殿堂入り」の名人に選ばれたゼンジー北京（C）和光プロダクション


　大阪府は２６日、マジシャンのゼンジー北京が「第２４回上方演芸の殿堂入り」の名人に選ばれたと発表した。

　殿堂入りは、上方演芸の発展と振興に大きな役割を果たし、広く府民から愛し親しまれ、後進の目標となる芸人を対象に選考され、大阪府立上方演芸資料館（難波千日前）で功績が掲示される。令和では、落語家の２代目笑福亭松之助さん、漫才コンビ・Ｗヤングが選ばれている（ともに第２３回）。

　８１歳の北京は、広島県出身。大阪府立春日丘高校を卒業後の１９５８年にゼンジー中村に弟子入りして手品師デビューした。チャイナ服を着て「〜アルヨ」と片言の日本語を操る中国人をイメージした芸風とコミカルなマジックで人気を博し、８４年に上方お笑い大賞金賞を受賞している。

　表彰式は１１月９日に行われる。