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[ 2021年11月1日 05:30 ]


第49回衆院選
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当選確実となり、くす玉を割る自民党・小泉氏(撮影・佐久間 琴子)
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 神奈川11区の自民・小泉進次郎前環境相(40)は、午後8時すぎに当確が出る圧倒的勝利だった。9月の総裁選で支持した河野太郎広報本部長(58)が敗戦し、岸田政権では“無役”となったが、強さに変わりはなかった。

 横須賀市内の選挙事務所では午後8時2分に万歳三唱。横須賀名物のスカジャンを着た小泉氏は支援者に頭を下げ「初めての選挙以来の厳しい選挙戦でしたが、全ての方々に出していただいたベストな結果。胸を張りたい」と力強く語った。

 父の純一郎元首相(79)から引き継いだ地盤。09年に初当選すると、その後の3回の総選挙はいずれも80%前後の得票率で圧勝。19年に初入閣し、安倍、菅両政権で環境相を務めた。ただ、環境相として大きく評価された功績はなく、国連のイベントでの「セクシー発言」や菅政権退陣時に流した涙など、数々の行動に批判もあった。9月の総裁選では、石破茂元幹事長(64)とともに河野氏を支持。決選投票で岸田首相に敗れ、自身の役職もなくなった。

 「気持ちとしてはスカジャンを着て国会に行きたい。横須賀、三浦を胸に全力で頑張っていく」。地元への感謝の気持ちを胸に、再スタートを切る。