https://www.sankei.com/article/20211103-SAPKSAJEOFP2XHIWIJMYFT2QEM/
2021/11/3 14:33


https://www.sankei.com/resizer/xoyOzX_JtBcMOEdQHvyrbj5Zs6o=/1200x0/smart/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/UWTTZHFGLZIQRCSPYX3EIDX77U.jpg
支持者らを前に演説するミシェル・ウー氏=2日、米ボストン(AP)

米東部マサチューセッツ州ボストンの市長選が2日実施され、台湾系2世の市議ミシェル・ウー氏(36)が初当選した。ボストン市長選で女性が当選するのは史上初で、非白人の当選も初。任期は4年。市長選は女性候補同士の対決となった。

ウー氏はハーバード大法科大学院出身の弁護士で、2014年からアジア系初の市議。選挙戦では左派系の主張が目立ち、公共交通機関の無料化や家賃制限、野心的な気候変動対策を訴えた。

対立候補だった女性市議アニサ・エサイビジョージ氏(47)はチュニジア系の父とポーランド系の母を持つ移民2世。9月の予備選では主要4候補全員が民主党系で非白人の女性だった。

ウォルシュ前市長が3月、バイデン政権の労働長官就任に伴って辞任し、黒人女性の市議会議長キム・ジェイニー氏が後継に就任していた。(共同)