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2021年11月5日 7時0分スポーツ報知

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ドン小西



 日本ハム・新庄剛志新監督(49)の就任会見は、各局ワイドショーが生中継するなど異例の注目度となった。「僕しかいないな」「これからはセ・リーグでもない、メジャーでもない、パ・リーグでもない、新庄剛志です!」など、最初から最後まで「BIG BOSS」ワールド全開だった。

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 ファッションデザイナーのドン小西氏(71)が新庄新監督のファッションを独自の視点からチェックした。

 新庄新監督は、ワインレッドにチェック柄があしらわれたスリーピーススーツを着用。シャツの大きな襟は顔付近まで立てられており、小西氏は「自分の目を疑った。イカの頭が付いているのかと思った」と仰天。「あと2、3日は頭に映像が残る」とその衝撃の大きさを語った。

 今の時代のファッションは「さりげなさとリアリティーが大事」という小西氏は、新庄新監督の衣装を「時代錯誤」と表現。会見中の「16年間向こうにいて時代を分かっていない」という言葉が、良くも悪くもファッションそのものにも表れた格好となった。それでも、以前は自身のブランドの洋服をよく購入してくれていたという間柄。「唯一無二の存在であることは事実。新庄劇場というか、楽しむ要素が一つできた」と愛情たっぷりに期待を寄せた。

 ■襟の高さは10センチ 〇…新庄新監督のスーツは滋賀・守山市のオーダースーツ会社「DAVID LAYER」が仕立てた。製作に携わった伴野彰洋さん(32)は会見の様子を見て「感動して震えました」。襟の高さは「首が動かなくなるくらいに」とのオーダーを受け10センチに。左右で形と長さが違うパンツなど「人とかぶらないようにしたい」との注文に「全てが初めての試み。とても楽しくさせていただきました」と話していた。